富裕層が実践する4つのレバレッジ戦略|人生と収入を伸ばす思考法

人生にレバレッジをかけるという考え方
── 収入を伸ばすための4つのレバレッジ

レバレッジ」と聞くと、多くの人は投資やFXを思い浮かべると思う。
けれど今回話したいレバレッジは、そういった金融商品で使うものではない。

人生そのものに、どうレバレッジをかけるか。
どうすれば、同じ時間・同じ努力でも収入を大きくできるか。

この考え方を理解するうえで、とても分かりやすい指針を示しているのが、投資家・起業家であるナバル・ラビカントの考え方だ。

ナバルは
「多くのお金を稼ぐために使えるレバレッジは4種類しかない」
と語っている。

それが次の4つ。

・労働力
・資本
・コンテンツ
・コード

ここからは、それぞれを「人生にかけるレバレッジ」という視点で見ていく。

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① 労働力のレバレッジ

労働力のレバレッジは、人類史上もっとも古いレバレッジだ。
人に働いてもらう、という考え方そのもの。

例えば、
1人が1日3万円の売上を上げ、
給料として2万円を支払えば、
差額の1万円が利益になる。

これを10人、100人と増やしていけば、自分が直接手を動かさなくても利益は積み上がっていく。

このレバレッジの良いところは、
とにかく分かりやすく、誰でもイメージしやすい点だ。
実際、トップの富裕層から小金持ちまで、ほぼ全員がこのレバレッジを使っている。

一方で、最大のデメリットもはっきりしている。

人の管理は、とにかく難しい。

人間関係のトラブル、横領、不正、ヒューマンエラー。
これらは完全に予測できない。

だからこそ、
管理能力、リーダーシップ、対人スキルが強く求められる。

言い換えれば、デイル・カーネギー的な「人を動かす力」がある人にとっては、非常に強力なレバレッジになる。

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② 資本のレバレッジ

資本のレバレッジとは、お金に働いてもらうこと。
あるいは、他人の資本を使うという考え方だ。

例えば、
自分の1000万円で10%の利益を出せば100万円。
一方で、他人から資金を集めて10億円で10%なら1億円。

同じ10%でも、規模が違えば結果はまったく変わる。

ただし、他人からお金を借りるには、信頼と実績が必要になる。
つまり、過去の成果と再現性がなければ、資本は集まらない。

さらに、資本のレバレッジはリスクも非常に大きい。
母体が大きいほど、失敗したときの損失も一気に大きくなる。

一度の判断ミスで、立て直しが効かなくなる可能性もある。
そのため、これは本当にスキルのある人向けのレバレッジだと言える。

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③ コンテンツのレバレッジ

コンテンツは、1度作れば何度でも価値を生むレバレッジだ。

ブログ、YouTube、書籍、音声コンテンツ。
これらはすべて、合法である限り誰の許可も不要で、多くの人に届けることができる。

例えば、
1回1000円の話を100人に直接話すのは大変だが、
1冊の本が10万部売れることはある。

これが、コンテンツのレバレッジ。

1つ作ったものが、100人、1000人、1万人に届いていく。
非常にレバレッジの効いた仕組みだ。

ただし弱点もある。

参入障壁が低いため、ライバルが多く、レッドオーシャンになりやすい。
新しいものが次々と出てくるため、作り続けなければ埋もれてしまう。

ロングセラーになるのはごく一部で、実力だけでなく運も必要な世界だ。

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④ コードのレバレッジ

コードとは、Webサービスやアプリなど、プログラミングによって作られたものを指す。

特徴は、
1つ作れば無限に拡張できること。
利用者が増えても、コストがほとんど増えないこと。

課金モデルや広告モデルなど、収益化の方法も多い。

一方で、
技術的難易度が高く、バグ対応やメンテナンスが常に必要になる。
また、大規模に展開するにはマーケティングも欠かせない。

作って終わりではなく、育て続ける必要があるレバレッジだ。

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どのレバレッジから始めるべきか

資産150億円以上の超富裕層を見ると、最終的に多くの人が使っているのは労働力資本だと言われている。

ただし、最初からここに手を出すと、失敗したときのダメージが大きすぎる。

だから現実的な順番は、
まずコンテンツやコードでレバレッジをかける。
そこで実績、資産、信頼を積み上げる。
その後、労働力や資本へとシフトしていく。

この流れが、リスクを抑えた始め方になる。

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まとめ

レバレッジとは、楽をするためのものではない。
自分の強みを、最大倍率で使うための道具だ。

人が得意なら労働力。
数字とリスク管理が得意なら資本。
発信が得意ならコンテンツ。
技術があるならコード。

どれが正解かではなく、
どれを、どの順番で使うか。

それを考え始めた時点で、
すでに人生にレバレッジをかけ始めている。

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