中小企業が事業拡大を目指すうえで、
避けて通れないテーマがあります。
それが、
「自分がいなくても回るシステムを作れているかどうか」です。
これは理屈では分かっている社長も多い。
しかし、実際にできているかというと、
ほとんどの中小企業でできていません。
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社長がやりがちな最大のミス
「我」を出しすぎてしまうこと
中小企業の社長は、
もともと優秀な技術者・営業マン・現場責任者であることが多いです。
だからこそ、こんな言葉をお客様から言われると嬉しくなってしまいます。
「社長じゃないとダメなんですよ」
「あなたがやるからお願いしたい」
ですが、
ここで喜んでいるようでは、経営者としては失格とも言えます。
それは「会社」が評価されているのではなく、
「あなた個人」が評価されている状態だからです。
社長の仕事は「現場」ではない
経営者がやるべき仕事は、
日常的な業務をこなすことではありません。
経営者の仕事とは、
お客様をもっと大きなスケールで喜ばせる方法を考えること
従業員が成長し、力を発揮できる環境を作ること
会社全体の仕組みを設計すること
これらを考え、決断することです。
現場で手を動かす仕事は、
誰かができるようにしておくべき仕事です。
「誰でもできる状態」にしない限り、拡大はない
社長しかできない仕事が多い会社は、
絶対に拡大できません。
なぜなら、
社長の時間がボトルネックになる
社長が倒れたら会社が止まる
社長が現場に縛られ、未来を考える時間がなくなる
結果として、
事業は停滞し、成長が止まります。
仕組み化とは、
社長を不要にすることではなく、社長を次の仕事へ進ませることです。
⚪︎優秀な経営者の証とは?
優秀な経営者の仲間入りをする瞬間があります。
それは、
社員からこう言われたときです。
「社長、会社に来なくても何とかなりますよ」
この言葉は、
決して社長を軽視しているわけではありません。
むしろ逆で、
仕組みが回っている
社員が育っている
会社が社長依存から脱却している
という、最高の状態を表しています。
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「あなたでなければならない社長」の落とし穴
「あなたでなければ」と言われる社長は、
技術者としては一流
現場の従業員としては優秀
ですが、
経営者として一流とは言い切れません。
経営者には、
経営者にしかできない仕事があります。
未来を描く
方向性を決める
人と仕組みに投資する
これを手放し、現場に居座る限り、
会社の拡大はありません。
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まとめ
✔ 社長がいなくても回る仕組みを作る
✔ 「自分がやった方が早い」を捨てる
✔ 社長は現場から一段上がる
✔ 経営者にしかできない仕事をする
これができたとき、
会社は初めて「社長の器以上」に成長します。
社長が現場を卒業した瞬間こそ、
会社が次のステージに進む合図なのです。

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