リッチとウェルスの違いとは?本当のお金持ちが持つ“見えない富”

リッチとウェルスは違う
── 本当の富はなぜ見つけにくいのか

世の中には「お金持ち」に見える人がいる。
豪邸に住み、
高級スポーツカーに乗り、
ブランド品を身につけている。
しかし、それは本当に「富」を持っていると言えるのだろうか。

ここで大切なのは、
リッチ(Rich)とウェルス(Wealth)は違うということだ。
リッチとは、
見た目が豊かであること。

ウェルスとは、
正味流動性資産や利益を生む資産を持っていること。

この2つは似ているようで、まったく違う。


スポーツカーは資産か負債か
例えばスポーツカー。
スポーツカーを買うということは、
正味流動性資産を減らしているということでもある。
多くの場合、それは資産ではなく負債だ。
街で見かけるスポーツカーの持ち主は、
実はローンを抱え、
「自分はお金持ちだ」という感覚を買っているのかもしれない。
もちろん、本当に車が好きで、
趣味として価値を感じているなら問題はない。
しかし、
「認められたい」
「チヤホヤされたい」
という承認欲求で買っている場合、話は変わる。
人は車に目を奪われるのであって、
乗っている人に魅了されているわけではない。

本当に人の力量を見抜ける人は、
車がなくてもその人の価値を判断できる。


本物のお金持ちは何にお金を使うのか
本物のウェルスを持つ人は、
利益を生む資産にお金を投じる。
・株
・不動産
・事業
・キャッシュフローを生む仕組み

持っているだけで利益を生むものに投資する。
一方で、
「お金持ちの気分になれるもの」にお金を使う人もいる。
この違いは、
長期的に見ると幾何級数的に資産の差を広げていく。

「価値が上がる車」という反論
中には、
「車にも価値が上がるものがある」と言う人もいる。
確かに存在する。
しかしその場合、
それは“乗るもの”ではなく“保管するもの”になる。
・走行距離を伸ばしすぎない
・定期的なメンテナンス
・極力外で使用しない
・車庫で保管する
こうして初めて、投資としての効果を最大化できる。
つまり、
気分を味わう消費とは別物だ。

なぜ本当の富は見えにくいのか
お金持ちの気分を味わっている人を見つけるのは簡単だ。
しかし、
本当にウェルスを持つ人を見つけるのは難しい。
なぜなら、
・支出を抑えている
・利益を再投資している
・生活水準を過度に上げない
こうした行動は、外から見えないからだ。
富は静かに積み上がる。
そして目立たない。


まとめ
リッチは見える。
ウェルスは見えない。
お金持ちの気分を買うのか。
利益を生む資産を積み上げるのか。
その選択が、
10年後、20年後の資産を大きく分ける。
本当の富は、
静かに、目立たず、
しかし確実に積み上がっていくものなのだ。

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