なぜFIREした人は楽しそうに見せるのか?── 本当に幸せなFIREとは何か

近年、FIRE(経済的自立と早期リタイア)という言葉が広まり、多くの人がその生き方に憧れている。

SNSでは、

平日の昼間にカフェ、

海外旅行、

時間に縛られない生活。

とても自由で、楽しそうに見える。

しかし、私は一つ疑問を持っている。

本当にそれは楽しいのだろうか?

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人間は「自己重要感」を欲して生きている

人間は、

自分がこの世界に必要とされている存在だと感じたい生き物だ。

それを私は「自己重要感」と呼んでいる。

自分には価値がある。

誰かの役に立っている。

社会とつながっている。

この感覚は、

お金よりも強い幸福感をもたらす。

だからこそ、高齢になっても働き続ける人がいる。

会社を売却して莫大な資産を得た社長が、再び仕事を始めることもある。

それはお金のためではない。

自己重要感を確かめるためだ。

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FIRE後に起こる静かな違和感

FIREはお金から自由になることだ。

しかし、社会から自由になることでもある。

仕事はストレスを生む一方で、

役割・承認・成長・繋がりも与えてくれる。

それを一気に手放すと、

自由の中に空白が生まれる。

時間はある。

しかし目的がない。

この状態は、想像以上に不安定だ。

だからこそ、楽しそうに見せたくなる心理も働く。

大きな決断をした自分を正当化したくなる。

これは責めるべきことではない。

人間として自然な反応だ。

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本当に重要なのは「体力」

ここで私が最も重要だと考えているのが、体力だ。

前回のブログでも書いたが、

体力はすべての源である。

体力とは燃料だ。

燃料がなければ、

車も飛行機も動かない。

社会とつながり、

自分の能力を発揮し、

貢献するためには体力が必要だ。

体力の総量を増やすこと。

無駄なことに体力を使わないこと。

体力の上限を引き上げること。

これが人生の土台になる。

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幸せなFIREとは何か

完全に仕事を辞めることが、幸せとは限らない。

本当に幸せなFIREとは、

自分が好きな仕事を、

好きな時間に、

お金に縛られずにできる状態。

働かない自由ではなく、

働くかどうかを選べる自由。

そしてその選択を支えるのが、

体力であり、情熱であり、社会とのつながりだ。

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まとめ

FIREはゴールではない。

スタートだ。

経済的自由を手に入れた後、

何に体力を使うのか。

誰のために能力を発揮するのか。

自己重要感を満たせる場所を持ち続けられるかどうか。

それこそが、

本当に幸せなFIREを決める。

自由とは、何もしないことではない。

自由とは、自分の力を発揮する場所を選べることだ。

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