今回のテーマは、「逆死亡記事を書く」という思考法について。
この考え方は、世界的ベストセラー
The Psychology of Money の著者
モーガンハウセルさんが提唱しているものです。
けれど今回は、本の紹介ではなく、
この考え方を自分なりに咀嚼したアウトプットとして整理します。
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逆死亡記事を書くということ
「自分が亡くなったとき、どんな記事を書かれたいか?」
これをあえて今、書いてみる。
これが逆死亡記事の発想です。
多くの人は、きっとこう書くのではないでしょうか。
周囲から愛されていた
尊敬されていた
誰かの役に立っていた
良い父、良い母だった
思いやりのある友人だった
地域や仕事に貢献していた
賢く、面白く、聡明な人だった
ここで、ある違和感に気づきます。
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書かれていないもの
死亡記事には、まず書かれません。
所有していた車のブランド
家の広さ
年収
指輪のカラット数
キッチンをイタリア産大理石にしたこと
私たちが日々追い求めているものの多くは、
人生の最終章では評価対象にならないのです。
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欲しがっているものと、本当に求めているもの
ここで気づかされます。
私たちが欲しがっているものと、
本当に求めているものは違うのではないか。
高級品そのものが欲しいのではなく、
注目されたい
尊敬されたい
認められたい
自己重要感を感じたい
その「感情」を求めているのではないでしょうか。
お金で買えるものの快適さや便利さ以上に、
それによって得られる他人からの評価を重視していることは多い。
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しかし、賞賛は長続きしない
物を買って得られる称賛は一時的です。
人は慣れます。
周囲も慣れます。
そしてまた次を求める。
しかし、死亡記事に書かれるのは違うものです。
信頼されたか
誰かを支えたか
誠実だったか
人として尊敬されたか
それは所有ではなく、人格です。
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本当に重要なこと
一時的に賞賛されるものを買うことよりも、
頼られる存在であること
仕事に真摯に向き合うこと
思いやりを持つこと
知性やユーモアを磨くこと
こうした積み重ねの方が、
人生全体で見ればはるかに価値がある。
逆死亡記事は、それを思い出させてくれます。
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まとめ
お金を持つことは悪いことではありません。
けれど、
「何のために持つのか」
を忘れた瞬間、
方向を見失う。
もし今日、自分の逆死亡記事を書くとしたら、
そこに今追い求めているものは書かれるでしょうか?
それとも、書かれないものに
多くの時間とエネルギーを使っているでしょうか。
人生の最後から逆算すると、
本当に大切なものが見えてくる。
この問いは、定期的に自分に投げかけたいと思います。
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